2対2を平行で攻めて、味方を余らせるコンビネーション

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2対2を攻めることが出来ていますか?
一見複雑そうな6対6の攻撃でも、最終的は2、3人の勝負になってくるとも言えますね。


その際の攻めのパターンのコンビネーションプレーとしては、パラレル、クロス、スクリーン
の3通りありますが、ここではまず、2人が平行に攻めるパラレルについて見ていきます。


このコンビネーションは、ディフェンダーラインの段差の高いほうから間を攻めるのが
基本で、守りの2人を寄せて味方を余らせるようにするのが狙いです。


ボールを持っている選手がディフェンダーの間を強く攻めることで、守りの2人を引きつけて、
広くポジションを取っていた味方がノーマークになり、そこにパスをすればフリーでシュート
を打つことが出来るわけです。


また、DFラインが整っていて、2人が平行に守っている場合も有効で、このような時はどちら
から攻めても構いません。
ですが、段差の低い方からパラレルで攻めるのはダメです。


何故なら、いくら段差の高い方のディフェンダーを寄せたとしても、パスを送ると同時に
カバーに行ける距離になってしまうので、余らせたつもりの味方が余らなくなってしまう
のです。
これでは、ノーマークでシュートに行けませんよね。


このようにプレーの要所が分かっていれば、基本的なコンビネーションだけでも、これまで
より相手をずらしやすくなり、チームの得点力がアップするでしょう。


なお、パラレルは基本のコンビネーションの攻める動きですが、以外と見落としているポイント
もあるので、強豪校はどのように2対2を攻めるのか、練習方法などは非常に参考になる筈です。



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【法政二高ハンドボール部 阿部監督 監修】
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