状況に合ったステップを選択しよう

handball025



最近のハンドボールは、ハイスコアゲームの傾向が強くなっていますね。
以前はどちらかという20点くらいの低スコアの試合が多かったように思いますが
最近は30点以上の試合も増えています。


このことからオフェンスがより重要になっているとも言えますが、守らなければ
勝てないとのは今も昔も変わりません。
攻撃重視になっているからこそ、ディフェンスがより大切になります。


そして、ステップワークはハンドボールの基本ですが、特にディフェンスでは、
ダッシュやターンなどを含めた様々なステップワークを使うようになります。
その際に大事なになるのは状況にあったステップを行うことです。


例えば、移動したい側の足から踏み出し、反対側の足が後から追いかけクロス
しないサイドステップはディフェンスでもっも使われるステップです。
これとは違い、行きたい方向の反対側から足を出し、前の足と交差させるのがクロス
ステップですね。


基本的にはサイドステップで間に合わない時にクロスステップを使います。
ですが、足をクロスさせた瞬間に攻められると対応が遅れるので、あまりお勧め
できません。
急ぐ時や遠くに移動する以外は、出来るだけサイドステップで対応するしたほうが
ベターでしょう。


また、後ろに進むために使うのがバックステップです。ボールから目を離さない
ようにして、すり足で動くようにすれば移動が安定します。
前に出て相手に当たった後に、DFラインに戻るときなどに使います。


また、攻撃では相手の間を取るときに使い、どちらかというと攻撃時に使う機会が
多いです。
いずれにしても、効率よく点を取るには、守って速攻が一番かと思います。


とは言え、守らなければ速攻はできません。
現在のハイスコアの試合が多いからとぃって、ディフェンスをおろそかにして
いては勝てません。


むしろ、得点力のある強いチームほど、ステップ練習をしっかりやっています。
チームに必要な選手になるためにも、しっかり基礎を身につけておきたいですね。

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