バックプレイヤーのシュートスキルを磨こう

handball44



バックプレーヤーは攻撃の中心を担い、ポジションを広くとって、ディフェンスラインを
広げたり、常にシュートを狙う役割があります。
当然、前を狙う強さがないと、相手を引きつけられません。


エースならゴールが決まらなくても打ち続ける心の強さも必要ですね。
そして、ディフェンスラインがゴールエリア付近にあり、DFが前に詰めてこず、前に
スペースがある時には、ロングシュートを積極的に狙いたいですね。


ただ、前にスペースがあるからといって、デイフェンスに近づくのは良くありません。
また、味方からパスを受けたら、出来るだけ少ない歩数でシュートを打てば、ブロック
やキーパーのタイミングもずらしやすくなります。


更に、ワンバウンドのロングシュートを狙うのも面白いです。
低めの隅を狙ってボールをはずませて、スライディングしたGKの頭上を越えさせるように
するのです。


ですが、クロスバーを越えないようにしなければいけないので、普段からどれくらいの
前でボールを弾ませるのかを考えて練習しておく必要があります。
例え、きまらなくても前半に1本でも見せておけば、しゃがんでスライディングするのを
躊躇するようになるので、その後の駆け引きが楽になります。


また、右利きのシューターがゴールを狙う時に、DFが流しを消してGKが引っ張りを
受け持つてい場合には、DFのあげた両手にかぶったと見せかけて、肘から先をDFの
腕に巻きつけるようにして引っ張りに打つのも効果的です。


ゴールキーパーは味方が両手をあげてブロックした隙間からボールが見えたら、慌てて
流しに反応することが多いので、引っ張りまで待って打てば、決まりやすいです。
いずれにいても、シュートを状況によって投げ方は変わってくるので、練習に取り組む
中で、多くのパターンを学ぶことが上達し強くなる為には大切でしょう。

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