マンツーを振りほどいてチャンスへ

handball51


マンツーマンにつかれた時の攻め方が上手く出来ていますか?
ハンドボールでは、司令塔のセンターやエースに相手ディフェンダーが
マンツーマンにつくこともあります。


そうした場合にリズムを崩してしまうチームも少なくありませんが、しっかり
対処をしていけばオフェンスが絶対に有利になります。
それには。まずは一人ひとりが頑張ることが大切。


そうすればスペースが広くなるので、1対1でも抜きやすくなるからです。
逆に相手にとってにマンツーにつくということは、それだけリスクが高いとも
言えますね。


つかれた選手は、同じところにいないで、ポストに入ったり、サイドに行ったりと
色々動いてみることで、6対6の攻撃が可能になってきます。


特にライン際は、相手もにつくべきかどうか迷ってしまうものなので、そのスキをついて、
オフェンスはボールにどんどん絡んでいくようにするといいかと思います。


更に、ポストがブロックをかけて振りほどく方法もありますね。
ポストプレーヤーがスクリーンになって、マンツーにつくDFを妨げるようにするわけです。


また、相手DFは一定の距離を保ちたいと思っているので、一度近づいてから急激に離れる
など、間合いに変化をつければ相手の対応がそれだけ遅れるので、マンツーマンを振り
ほどきやすくなります。


いずれにしても、チームとしての総合的スキルが上がらなければなかなか試合に勝てません。
その為、5対5などマンツーマンにつかれた場合を想定して練習を行ったり、マンツーに
つかれた選手をポストやサイドに入れた6対6などの攻め方の練習もしておくと良いです。


そうすれば、エースがマンツーなどにつかれても、落ち着いた試合運びが出来るように
なれ、試合展開を有利に進めることが出来る筈です。

試合で勝てない中高生チームが、やっていない
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【法政二高ハンドボール部 阿部監督 監修】
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