敵が密集したエリアで使うと効果的な力強いパス

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プッシュパスが上手く出来ていますか?
このパスは、反動をつけるために腕を後ろに引く動作であるテイクバックをほとんどせず、
胸から押し出すようにボールを投げるので、パスモーションが小さくて済むのが特徴。


その為、ハンドボールの試合でも多用され、密集した状況で、相手のボールを取られないように
保持しながら正確な力強いパスを出すのに効果的ですね。


例えば、敵が密集したエリアで、相手ディフェンダーをフェイントで2人以上引きつけた後に
ノーマークの味方に速くて強いパスを出せば、決定的なアシストパスになります。


また、パスを投げるときは、親指と小指でボールを握り、残りの人差し指と中指、薬指の3本の
指でパスの強さや速さ、回転などを調節しますが、プッシュパスでも手首のスナップを利かせて
ボールを切るようにして逆回転を掛ければ、少しくらい遠い味方にも受けやすい正確なパスを
投げることが出来るでしょう。


そんなプッシュパスの仕方は、右手で投げるなら逆の左足を軽く前に踏み出し構えます。
重心はほとんど動かさないで、右腕を胸のあたりまで軽く引きます。
この時に腕を後ろに振り上げるティクバックはせずに、ワンハンド(右手)でしっかり握ったボーを
胸の前に持ってきます。


そして、胸の前から、ボールを前に押し出すように投げます。
手首のスナップを利かせればより強い正確なボールを味方に送れます。


ハンドボールのルールでは、ボールを持ってから3秒以内に離さなくてはいけないことから、パス
は試合で最も多く使われ、個人のパススキルが上がれば、チームも強くなります、

その為には、コツを知って出来るだけバリエーション豊富なパス技術を確実に身につけることが
大切でしょう。


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【法政二高ハンドボール部 阿部監督 監修】
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