サイドシュートの決定率を上げるには?
サイドシュートの決定力がありますか?
特に近い距離からでは確実に決めたいものですよね。
そもそもサイドシュートの基本はゴールに対して角度を稼ぐように跳ぶことです。
その為には、少しでもゴールが広く見えるところに跳んでサイドシュートの決定力を上げて
いきたいものです。
ですが、セットオフェンスでサイドが角をとっていた場合は跳び方が違ってきます。
角をとり、デフェンスを広げたところからパスをもらったら、7メートルラインの方向に跳んで
角度をとりましょう。
サイドシュートの場合は、高く跳んで滞空時間も必要なので、右利きのサイドプレーヤーなら、
左足で踏み込んで斜め上に跳んでゴールキーパーとの駆け引きをする時間を作ります。
また、サイドライン寄りなど、外から流れて来たら逆の足で踏み込みます。
したがって、右利きのサイドプレーヤーなら、右足で踏み込むようになり、この場合も7mラインに
跳ぶことになります。
逆の右足で踏み切った方が身体も横に倒れるので、ゴールに対しての角度を稼ぎやすくなりますね。
また、サイドシュートを角から打つ場合は、着地寸前までGKを良く見て、同じフォームで打ち
分けることが大切。
キーパーが一緒について動いてきたら手前のゴールポストに打ち、動いてこなかったら遠めの
ゴールの広い側を狙います。
サイドラインなどの外側から流れてくる場合は、逆足で跳んで体が倒れているので、近めに
サイドシュートを打つのが難しくなるので、遠めの上側を狙ったり、GKの股間、落ち際でボールを
すくうように上にしゃくりあげると良いでしょう。
上手く出来ない時は、無理して4隅などを狙わずに、とにかく空きスペースを打つという意識を
もって打ちましょう。
なお、キーパーの動きを見て打ち分けるのが苦手な選手には共通の悪癖があります。
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