ディフェンスを誘い出して裏をつこう!

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セットオフェンスから得点がとれていますか?
攻撃に対して、相手チームが完全に守備に戻った状況での打開をセットオフェンスと言いますね。


こうした状況では、当然、得点をとるのは難しくなりますが、意識して行うことは攻撃のセオリー
である一人の選手を余らせることでしょう。


その為には、パスを受けたバックプレーヤーは1対1を仕掛けて目の前のディフェンスをかわして
突破を目指そう。
それが出来れば一時的ではありますが、一人を余らせて6対5になり数的に有利になり、それだけ
良い体勢でシュートも打てますね。


また、速攻ではディフェンスの裏の空きスペースをつきましたが、セットオフェンスでは既に守りの
陣形も出来ているので、DFの前のスペースから守りの間に入り込んで仕掛けて陣形を動かし、それを
続けることで速攻の時と同じように決定的なスペースを作るなければいけません。


実際に、バックプレーヤーなどがディフェンスの前のスペースから仕掛ければ、相手DFも自由に
させまいとして寄ってきて布陣も崩れて、パスをポストが受けられるスペースが裏にできます。


そうなれば、そこにパスを通せば、ポストはGKと1対1で勝負ができます。
したがって、ディフェンスを誘い出して裏をつくことが、セットオフェンスで一番得点をとる可能性が
高い形でしょう。



とは言え、当然、同じ攻撃ばかしていても、相手に見抜かれて阻止されやすくなります。
そこで、単調な攻めにならないようにする為に、バックプレーヤーはロングシュートなど選択肢を
多く持って攻撃することで、よりセットオフェンスからの得点力がアップします。


厳しい試合状況でも優位なシュートチャンスを得るための
フィジカルトレーニングをお教えします!

パスそしてバックステップの練習方法に工夫をしたお勧めのシュート練習です。

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【法政二高ハンドボール部 阿部監督 監修】
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